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暗闇

あの日、渋滞の果てに ようやく家に辿り着いたのは、ちょうど今頃だったように思う。
犬と猫たちが尋常でないほどに怯えていた。
真っ暗で、そして寒かった。

今日一日、テレビでは特集やら追悼やらを色々やっていた。
忘れないようにすることは大切だ。
でも、したり顔のキャスターが並べ立てる言葉は、心に響いてこなかった。
言われなくても忘れたりはしないよ。

画面を横目で眺めながら、黙祷だけはした。
同時に町のサイレンが鳴った。
平穏な中での一分は意外と長かった。
少し乱暴にテレビを消した。

一年が経った夜、少しの間だけ電気を消してみた。
暗くて寒かったけれど、あの日とは全然違っていた。

今日一日、自分は普通に過ごすことができた。
その意味を もう一度考えよう。
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